触ることからはじめよう
by skyalley
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脱原発 学習会のお知らせ

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「一枚の葉を森へ」学習会へのおさそい

子供の未来のために

3月11日の大震災以来 私たちは放射能時代を生きることになりました

9月11日の明治公園における「さようなら原発 五万人集会」で
福島から来られた武藤類子さんが訴えました
「原発事故以来 毎日毎日否応なく迫られる決断
逃げる 逃げない 食べる 食べない 
子どもにマスクをさせる させない
洗濯物を外に出す 出さない 
畑を耕す 耕さない 
何かに物申す 黙る
様々な苦渋の選択を迫られています」
この生活は 決して福島の人々だけの日常ではなく
世田谷に暮らす私たち一人一人にも
共感できる重苦しい不安に満ちた現実です

この不安や不信をそのままにしたくない
特に未来の子供たちの為に この生き苦しさを少しでも軽減し 
行動と知恵を伝えたいと願い
先の「五万人集会」を主催した「さようなら原発 1000万人アクション」に賛同し
世田谷に暮らす一市民として
原発問題について以下の話題を中心に学習会を開こうとしています
子供を連れて 気軽に集まり話し合える場にしましょう 
お誘い合わせの上 ご参加下さい


とき: 2011/10/22(土) 福島原発事故のあらまし・現状を知る
        11/19(土) 放射能から子どもを守る
        12/17(土) 原発の常識・非常識を考える
    2012/1/21日(土) 放射能時代に生きる暮らしの智慧を探る
    毎回午後5時から8時まで 入退室自由
参考図書 
『原発のウソ』(小出裕章著 扶桑社新書)
『原発・放射能 子どもが危ない』(小出裕章・黒部信一共著 文春新書)
   
ところ: 生活クラブ館二階「ぶらんこ」 経堂駅から徒歩3分
     親子が遊べる場として作られていますので子ども連れでも安心
参加費: ¥500(活動資金として活用させて頂きます)当日可
申込み: 高橋由紀子 080−5680−2209
            skyalley@saturn.dti.ne.jp
     海沼栄造 080−5526−0538
yuyu-kainuma@ezweb.ne.jp

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1954年の第五福竜丸事件を受け 
翌年「沈黙は賛成を意味する」という精神を支えに 
母親たちが始めた反核運動は3000万人の署名を集め 
やがて世界に広がった草の根活動の結果
「原水爆禁止世界大会」に向け 6億の署名を集めました 
「一枚の葉を森へ」はこの「沈黙は賛成を意味する」に感動した
世田谷区民数名で始めた活動です

「3000万の署名、大国を揺るがす 
~第五福竜丸が伝えた核の恐怖~」
   【そのとき歴史が動いた】より
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rdtAG64FbYI#at=37
by skyalley | 2011-10-17 08:53 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
「親同士のネットワークが必要」金原ひとみ
毎日新聞11月16日報道より


 東京電力福島第1原発事故による放射線被害から子どもを守るため、首都圏など東日本大震災の被災3県以外からも西日本に避難している人は多い。東京都から岡山市に自主避難した芥川賞作家、金原ひとみさん(28)は毎日新聞のインタビューに応じ、「子どもを被ばくさせたくない。危ないかどうか分からないけど、分からないからこそ避難した」と語った。
【坂根真理】


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 震災発生翌日の3月12日、原発事故のニュースをテレビで見ていると、そばにいた夫と父親から避難を勧められた。その日のうちに長女(4)を連れ、祖母が生前住んでいた岡山市内に向かった。臨月だったのですぐ戻るつもりだった。しかし原発事故が収束しないことに不安を感じ、4月、東京には帰らずに同市内の病院で次女を出産した。今は、長女を保育園に預けながら次女の世話をしている。

 震災前は育児も家事も手を抜いていた。家事代行サービスを利用し、料理も週に1度作る程度。金原さんは「長女は生後6カ月で保育園に預け、仕事と育児、遊びを全て堪能していた」と振り返る。しかし今は、次女に母乳をあげているため外食を控え、自分で料理を作るようになった。「とにかく、子どもを守ることが大事だと思っている」

 金原さんは今、2人の娘と兄らとの5人暮らし。周囲では、放射線被害を心配する心理を理解してもらえず、苦しんでいる人も多いという。金原さんは避難した母親が子どもと2人きりになり、孤独に陥ることも心配しており、「もっと母親同士がつながれるといい」と力を込めた。金原さんも避難した当初、不安から電話で夫と口げんかをし、ストレスがたまった。

 震災後、放射線に関する本を大量に読みあさった。金原さんは「多くの人が原発の問題点を知らないまま生活し、その間に原発の危険が増した。同じことは他にもあるだろう。今回をきっかけに、他の問題にも目を向けるべき時期ではないか」と訴えている。
by skyalley | 2011-10-16 08:57 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
単純・明解・自立


夜中 トイレに起きたら
居間の壁に見慣れぬ物が薄明かりに見えた
3枚の水色い封筒が並んでいる
「あさ」「ひる」「よる」


5歳の孫息子には喘息の気がある
季節の変わり目の今頃は
気管が落ち着かず
先日 母親のももと一緒に通院した


4種類の薬を一日三回飲むことになったようだ
封筒の中には翌日分の薬が用意されていた
「そうたぁ お薬 飲むよぉ」 
「はーい!」薬の袋にまっすぐ向かう声


寝静まった家の片隅で
翌朝の二人の声が聞こえた

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by skyalley | 2011-10-15 10:02 | うちのひとびと
負うた子に教えられた


ガス代の支払い期限がその日だと気づいたのは
そろそろ夕方5時になるところだった
早く支払わないとガスが止まってしまうぅ!
孫息子の颯太を自転車に乗せて
コンビニに急いだ


「イソガバマワレ・・・ イソガバマワレ・・・」
颯太を乗せていることもあり
胸の内でそう呟きながらも
私は全速力に近くペダルを踏んだ
・・・と 路地から自転車が飛び込んできた


あわや! というところで
双方で事故をかわせた
「あのお兄さん 停まって欲しかったなぁ」
なおも自転車を漕ぎながら私が言うと
後ろに乗っていた颯太が応えた


「あぶなかったね
 でも よかったね
 ぶつからなくて
 ぶつかったら きゅうきゅうしゃでしょ
 にゅういんしなくちゃならないし
 そしたら ガスのおかねは はらえないし
 さっきかったサンマもたべられなかったし
 よかったね
 ぶつからなくて」


脇から飛び出してきた自転車を避けるために
一瞬 凄い角度でハンドルを切ったのだから
後ろに座っていて さぞ怖かっただろうに
起きたことに文句を言うのではなく
彼は よき方をすでに観て
自分自身を そして私をも慰めてくれた


負うた子に教えられた


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by skyalley | 2011-10-12 10:46 | 孫息子・颯太言葉ノォト
どう数える?


午前中 留学生会館で
オーストラリア人のエマニュエルさんと日本語の勉強をしていたとき
数え方の話になった

 1 pon
2 hon
3 bon
4 hon
5 hon
6 pon
7 hon
8 pon
9 hon
10 pon

「本」を付けて数えると
1から3の間ですでに
ぽん・ほん・ぼん の3種類の違いが現れる
エマニュエルさん 苦笑していた


午後3歳の美音ちゃん・兜君と勉強をしていたとき
「紙のようにぺらぺらしているものを数えるには
 何て数えたらいいかな」と訊いたら
兜君 「いっぺらぁ〜」と言った
かわいかったので 四人の母子と一緒に大きな声で
いっぺら〜 にぺら〜 さんぺら〜 と10まで数えてから
「大きくなるまでに 枚をつけて数えられるといいね」と言った


夏のある日 一つだけあったカップのアイスクリームを
オットと孫息子の颯太で分けて食べるように と出したら
颯太は先に一口食べた爺さん(こっくん)に
「こっくぅん イッパクチたべたら
 そうちゃんにかわってね
 そうちゃんがニパクチたべたら
 こっくんたべていいよ」と言った


みんなちがって みんないい

数詞は幼児にも外国の人にも
むずかしいものには違いない
特に習って憶えようとした記憶はないので
習うより慣れろ ということか
by skyalley | 2011-10-11 22:21 | こども・ことば・ひろば
去るか留まるか
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妹は父を伴って
今から10数年前 東京から栃木の黒磯へ引っ越した
その家の庭で 笹を根絶やしにして草木を植え育ててきた
数年前に父が亡くなっても
妹はその土地に一人で残った


3月11日以降
那須の親しい酪農家や農家の友人が
廃業を余儀なくされ
子どものある家族が西へ避難しても 
妹はその土地に留まる決心をした


都会暮らしの私たち家族
特に5歳になる姪孫(姪の息子)に
山や川 森や星を堪能させてやりたいと
土地の人々と助け合いながら
震災後を暮らしてきた


その妹が写真を送ってきた
妹を黒磯に呼び寄せた大好きな家
そして 家を初めて見たときに
亡父にその家を買う決心をさせた窓からの景色
何度でも孫息子を連れて行ってやりたい


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by skyalley | 2011-10-09 22:26 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
主義・主張のある子どもに
オットと久しぶりに昼食を食べに出た帰り
古着屋さんの外でジーンズ地のジャケットを見つけた
「颯太(孫息子)にちょうどよくない?」
「あ 110cm うん いいかも!」
何と¥105という値で手に入れ
保育園から帰る颯太を楽しみに待った


暗くなってようやく母親と帰宅した颯太
オット
「ね ね 着せてみて あれ!」
「あ そうだった 颯太 ちょっと来て!
 これ着てみて ほら!」
オットも私も彼が袖を通してくれるのが待ちきれない
颯太を立たせて ジャケットを着せてみる
「ん〜 ちょっと大きいか でも袖口を一つ折れば
 ほら 大丈夫だね いいじゃん 颯太!」


すると
黙ってされるままになっていた颯太
「こんなの きない!」と言い放った
剥ぐようにジャケットを脱いだかと思ったら
大泣きしながら 母親のいる方へ走っていった
オットは余りの展開に残念がり
「じゃあ いいよ」と自分をなだめるように言った
その語気の冷静さに 颯太は益々声を荒げて泣いた


部屋で着替えをしていた娘は
帰宅してから数分の間に
息子が大泣きをしている事の成り行きが判らず
呼んで訳を聴き出そうとしている
しかし颯太は泣きじゃくっていて言葉にならない
しばらくして ようやく彼が母親に話したことは
こうだった


 祖父と祖母が
 自分に似合うかなぁ と思って
 ジャケットを買ってきてくれた ということを
 「事前に」自分に知らせてくれなかった
 帰ってきたら 突然にジャケットを着せられ
 祖父母同士の話の流れに入れられたことが
 自分には唐突だった
 事情をよくわからないその上に
 祖父に「もういい!」と語気を強められたのが
 悔しかった
 

母親に助けられて 祖父にこう話す孫息子の声を
すでに受業を始めていた私は隣の教室で聴いていた
みなが寝静まった後 一人湯船で自問した


考えてもみるがいい
外から帰って 家の者といえども
いきなり見知らぬ服を着させられ
似合うの似合わないの と騒がれては
何の事やら 蚊帳の外
服そのものにではなく
その状況を「いやだ」と言ったにもかかわらず
「じゃ いい」と突き放されては
たまったものではない


孫息子が 自分の内から出てきた気持
「納得しないで 何かをされたりしたりするのは嫌だ」
という彼なりの「主義」を
おろそかにせず 自分ですくい取り
そして「主張」しようとしたことを
頼もしく思うと同時に
済まぬ事をしたと やっと気づいたバァサンであった


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by skyalley | 2011-10-07 14:51 | こども・ことば・ひろば
もっとむずかしいこと


5歳半になった孫息子の颯太
保育園で友だちともよく遊ぶようになったせいか
夜は3分ほどで寝入る と母親のももが言う
朝は起こされて居間に連れて来られても
しばらくは目覚めない


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今朝もそんな風だったが
登園の支度をし朝食を待っている間に
私の机の前に来て言った
「こっくん(颯太の祖父)は?」
「(鍼灸指圧の)学校 行ったよ」
「ふぅん はやいね」
「うん テストだからね がんばってるんだよ」
「テストって クイズ?」
「もう少し難しいかな」
「ふぅん。。。。」


それから間を置いて こう言った
「おかねはどうつかいますか とか?」


「そ〜た〜 ごは〜ん!」
「は〜〜〜い!」
ももに呼ばれて行ってしまった
放射能時代に生きることになってしまった孫息子
しかし
彼を前に「未来に望みはないのよ」とは
言えない
by skyalley | 2011-10-06 11:28 | 孫息子・颯太言葉ノォト
アクア・バースハウスでTシャツを


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世田谷の助産院 アクア・バースハウスで
赤ちゃんの誕生を祝うTシャツの見本を置かせて頂きました


ご注文により
前には象形文字のうち 
好・遊・朝・望・光のうちの五文字から贈りたい一文字を
後ろには赤ちゃんのお誕生の日付をお入れします


いつだって赤ちゃんが生まれるのはうれしい
すばらしい
それにお祝いには 女の子には柔らかなピンク地に花柄
男の子には涼やかなブルー地にくまさん柄の贈り物もいい
けれど「放射能時代」という大変な時に生まれてきた赤ちゃんには
ぜひ強く賢く生きてもらいたい
特別にエールを送りたい


そんな願いを込めて
4000年もの時間を生き抜いてきた中国古代の文字を
デザインしてみました


実物をアクア・バースハウスでご覧になれます
詳しい商品説明と注文用紙も置いてもらっています
人生でたくさん着るであろう最初の一枚のTシャツ
贈り物に ぜひどうぞ!
(こちらのコメント欄にてのご注文もお受け致します)
by skyalley | 2011-10-05 13:09 | cocoro-e shop
福島からの詩と梨と

小学校3年生の時に
私に「物事には由来がある」ことを教えてくださった恩師
氏家コウ先生から梨を送って頂いた
飯館村の隣 伊達郡にお住まい
94歳 精神は矍鑠(かくしゃく)としておられる

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箱を開けてみると
ふわりと一枚の紙が舞った

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「決意」  和合亮一

福島に風は吹く
福島に星は瞬く
福島に木は芽吹く
福島に花は咲く
福島に生きる

福島を生きる
福島を愛する
福島をあきらめない
福島を信ずる
福島を歩く

福島の名を呼ぶ
福島を誇りに思う
福島を子どもたちに手渡す
福島を抱きしめる

福島と共に涙を流す

福島に泣く
福島が泣く
福島と泣く
福島で泣く

福島は私です
福島は故郷です
福島は人生です
福島はあなたです

福島は父と母です
福島は子どもたちです
福島は青空です
福島は雲です

福島を守る
福島を取り戻す
福島は手の中に
福島を生きる

福島に生きる
福島を生きる

福島で生きる
福島を生きる

福島で生きる
福島を生きる


作者の和合亮一氏は1968年福島生まれ 在住
詩人・孝行の国語教師
『After』(思潮社)で中原中也賞受賞
『地球頭脳詩篇』(思潮社)で晩翠賞受賞


福島は医師である先生のご主人の故郷だ
先生が電話口で仰った
「不思議だね
 ここはなぁんにもない田舎
 文明は遅れているけれど
 みんなこんなじぃさんばぁさんに
 よくしてくれるよ」


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by skyalley | 2011-10-05 11:45 | 一枚の葉を森へ(no nukes)