触ることからはじめよう
by skyalley
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和光小学校へ徳談会を

10月に徳談会の講師としてお招きしている
田中芳徳氏のご紹介で今日 和光小学校へ伺った


田中芳徳氏は
桜丘中学の同窓会長を引き受けられた時
規約では三年に一度の総会と懇親会となっていたが
もう少し社会に貢献できるものを と
子どもへのイベント提供事業を始めたられた
それが 「かがやく目」
対象は小学生
子どもの目が輝き 指導した大人の目も輝く
そんな活動をしたいという思いからであった


① 自然観察会(生きもの調査)
② 科学体験(作って遊ぼう)
学年に応じてスライム、ブーメラン、竹鉄砲、
浮沈子、グライダー、プロペラ飛行機
③ 交流体験(ベーゴマ)
これらの活動を軸に すでに10年
世田谷の小中学生たちと交流し
そして各学校も その活動の場としてこられた


そんな繋がりから
田中氏が和光小学校に「徳談会」を紹介して下さり
学校側から もう少し詳しい話しを聴かせて欲しい
ということでお招きに預かった


隣町の経堂・桜にある和光小学校は
大正デモクラシー時代の新自由教育運動から
1933年に創立された
自由な環境の中で
個性重視の教育を求める親たちが 
校舎を建て 教師を集めたそうだ
現在は6学年 36人×2クラス 


和光小学校のホームページ上で
よくある質問の一つとして
「英語の指導が公立学校でも始まると聞いていますが
和光ではやらないのですか」という問いに対して

やっていませんし、今後も導入の予定はありません
小学生では優れた文学作品との出会いや
読書活動を通じて
日本語の世界を豊かに育んでいくことこそ大切だと考えています

と書かれていたことに私はとても勇気を頂いた
外国語を話す ということは 別の人生を生きることだと
私は思っている
日本人である ということを自覚する萌芽を培ってから
それからだ と 私の「こころへ教室」においても
小学校の内は日本語学習を基本としている


全空気を脱水したいほどの高い湿度の午後
田中氏と午後和光小学校正門前で約束をし
副校長の園田洋一先生とお会いした
徳談会の今までの講師陣に関しては
すでに田中氏から学校側に伝えて頂いていたので
参加者として 未来を担う子供達と
彼らの30代 40代のご父兄
日々指導をされている先生方のご参加を願っていることを話すと
園田先生はメモを取りながら 熱心に聴いて下さった


その結果
次回10月3日のシスター成瀬の徳談会に
学校代表者がご参加下さること
また徳談会のお知らせを 事前に全学年に
学校側から配布して下さるというお申し出まで頂いた
今後は学校に講師をお招きして 
という出前徳談会の可能性も打診されたので
喜んで とお応えした


学校では六年生を対象に
戦争体験者の話を聴く という課題があるが
この頃は戦前・戦中の暮らしをご存じの方々が
めっきり減って 生徒の周囲で 
そのような方捜すのがとても難しくなってきている
という現実がかねてから案じられていたそうだ


何という有り難いこと!
小学校からの50年来の友人岡本克行氏から
まず田中氏をご紹介頂き
田中氏から園田和光小学校副校長をご紹介頂いた
そのご縁で 先生方を含めて約450名の学校関係者に
徳談会に関心を寄せて頂ける機会を授かった


農大の学生がぞろぞろと細い通学路を駅に向かう流れに混じり
和光小学校を出た田中氏と歩きながら
  この家で私は生まれ育ちました
  子どもの頃 ここはずっと畑でした
  この家は最高裁長官の家でした
  この塀は昔ながらの作りです
  この辺りはとんぼ取りのメッカでした
そんな説明をして頂きながら 帰途についた
by skyalley | 2010-06-28 22:42 | 徳談会日記
「七人のgooglers」 アメリカから来室




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昨年アメリカのGoogle社に入社したばかりの20代 男女7名が
「こころへ教室」へワークショップを受けにやってこられる
という珍事が 20日の日曜日にあった


Googleで検索して得られるような情報ではお気の毒だ
この小さな教室にご縁があったことを喜んで下さるように
書を通して 日本文化の一端を話したいと思っていたが
秀才揃いの若者達に対して 私の英語力で賄えるかどうか
情熱だけたっぷりあってもねぇ と案じていたら
強力な助っ人として
司会をお引き受け下さった翻訳家で日本通のAdamさんが
「大丈夫 彼らが本当に賢いなら
 あなたの状況を察して 手助けしてくれるから」と言って下さった


そうか 彼らは私が迎え撃つ相手ではなくて
私のワークショップを助けに来て下さる方達なのだな
Adamさんのお蔭で見方を逆転したら その日がずっと楽しみになった
アメリカからの「七人の侍」は前日の夕方来日 
ワークショップ日の午前中は自由行動
それから温泉班と書道班に分かれての日本研修
20代のGooglersは 朝飯前に浅草や銀座まで行ったそうだが
まとめ役のBradさんは やっとの思いで皆を集め 
一時間遅れで ようやく一同集合となった


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まずは
Googlersのやってきたこの時季「梅雨」について話すべく
前夜揮毫しておいた俳句を見て頂いた


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futokoro ni chibusa aru usa tsuyu nagaki    Nobuko


男性の性愛の対象である乳房は
女性自身にとっては自愛の対象でもありえようが
時として鬱陶しいもの
その思いを梅雨の鬱陶しさと重ねた句だ
直接に梅雨の時季の鬱陶しさを言わず
「乳房」と「雨」
 一見関わりがなさそうな言葉の組合せを活かす表現


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移動の多い彼らには好都合に 当日は終日曇天だったが
この陰々滅々とさせがちな雨が
実は米作りにとっては慈雨であることを話した
すると司会者のAdamさんが 
酒・味噌・醤油にとって欠かせない麹菌についても言及して下さった
 (ソンナコト カンガエタコトモナカッタ) 驚いている私
教室の隅で待機していた友人の千秋さんからも
ヤヤヤ マスマスオモシロクナッテキタゾ! という気配が届く


俳句に見られる滑稽・挨拶・即興
また黒澤明や宮崎駿の作品に貫かれる
見えぬ部分に目を凝らす姿勢
最初から左右対称で設計される西欧の教会建築とはちがって
設計図無しで建て増しされていった法隆寺や「ハウルの動く城」
加藤周一が日本文化の特長の一つとして提示した「いま・ここ」
これらは日本文化の美学に通底する特徴
そんなことを駆け足で
写真や書の作品を見て頂きながら 説明を試みた


いよいよ筆を執って
彼ら自身に書を体験してもらう時間とした
私の話の間にみんなに墨を摺ってもらっていた
教室への道中 好きな言葉や座右の銘などを
考えてもらうようにも頼んでおいたが
最初は各自の名前をカタカナで
それから一人一語を揮毫


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 「一期一会」
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 「今此処」
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 インド出身の男性はその姓の意味する「月を制する者」 


新しい過ちはよいが 同じ過ちをするな という言葉を
という戒めの書をご希望の方には
「同じ石に二度転びは 首を折るのも同じこと」という言葉を
英日諺(ことわざ)辞典で提示すると大笑いして 「こりゃ いい!」
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別の男性は 自分で見つけた漢字を書きたい と仰るので
英語・漢字辞典を手渡したら その中から一字を見つけてきた

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「糖」
「なぜ 糖?」
「ケーキとか 甘いものが大好きだから」
揮毫する字はそれなりの風格と内容をと思っていた私を愉しませて下さった


カタカナで表された自分の名前だけを
何度も何度も練習している女性もおられた
25℃に設定しておいた部屋の温度は
彼らの熱気ですぐに上昇 冷房を23℃に下げて「強風」設定
予定の2時間を過ぎ お開きとなった


この話を頂いたのは4日前だった
教室で書を共に学んでおられる南方綾子さんからのご紹介だった
彼女の娘婿さん BradさんはGoogle日本支社にお勤めとのこと 
以前 彼の妹さん また追って弟さんご夫妻が来日した折に
綾子さんと一緒に教室に見え 書の触りを愉しんで頂いたことがあった
そのことが兄のBradさんに伝わり 
今回の新入社員アジア研修の一部として
私の教室でのワークショップを思いついて下さったのだ


来る者拒まず を旨としているが
大掃除から花を活けたり 
何よりワークショップのための英文資料を作ったり
書の作品を書いたり 7人分の道具を揃えたり と
楽しみを自家培養しつつ
結局当日の朝3時まで掛かって準備をした
が 例によって提供させて頂いた以上のことを頂いた


ワークショップに際し 細々ご心配下さった南方綾子さんに
小さな教室を信じて若者を寄越して下さったBradさんに
彼に
重量たっぷりの美味しいスコーンを焼いて持たせて下さった
妻でクラリネット奏者の華子さんに
常に当意即妙の補足を加えて 
ワークショップに厚みを付けて下さった司会者のAdamさんに
お話を頂いたとき すぐに当日の手伝いをお願いすると
なになになに?! と 仕事帰りに早速私を訪ねて下さり
共に成り行きを愉しみ Googlersの手助けをして下さった千秋さんに
よい文房を提供して下さった骨董店「独楽」の寺嶋さんに
そして
仕事が休みの日であったにも拘わらず
掃除・洗濯を朝から精力的に済ませてくれた娘に
また ビデオ編集の仕事がありながら
早朝まで資料を印刷してくれた我がオットに


そして この繋がりを実現させて下さった
見えないモノ・コト・ヒトに


感謝 !


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by skyalley | 2010-06-24 18:03 | こころへ教室日記
こどもたち トマトに育てられる
3歳と4歳の五人の日本語を学ぶ教室
「こども・ことば・ひろば」の子供達に
先日 ミニトマトの苗を配りました
幼稚園で育てている子どももいましたが
家で自分で育てられることを喜んで
みんなが楽しみに持って帰ってくれました


なぜそれをもらって頂いたかについて
「おとな・ことば・ひろば」と題したご父兄へのお便りに 
その理由を以下のように書き送りました

 
   :::::::::::::::::::::::::::


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私は子どもの頃 ほとんどの時間を家の裏庭で過ごしました 
当時の庶民の庭にある木が多くありました
うめ・ふじ・つつじ・びわ・じんちょうげ・あじさい・ゆきやなぎ・・・
中でも櫻の古木は私の最初のともだちと言ってもいいかもしれません
その木の上で 
私は本を読んだり  蜂に刺されたり 
隣のお兄さんがお風呂にはいるのをぼんやりみていたり 
台風や雷がやってくる風を知ったり
腐っていた枝からおやつや本ごと落下し 
両方の足の皿をぱっくり切ったりもしました


そもそも祖父と父が庭いじりが好きでしたので 
草花や木を植えたり 育てたり 植え替えたり 
囲いの石を多摩川に行って拾ってきたり 
また柵を作るための大工道具の扱いを教えてもらったり 
庭で出来ることのほとんどを 父に見習いました


庭があったからではなく 
日々草木と関わっていたことで 
水やりをするにも その日の陽射しや 前日の雨のことを思い 
日に当てることも やはりその日の様子を感じ取り 
私だったら こんな日はもっと水を飲みたいな 
私だったら こんな強い陽射しに一日当たっているのは嫌だな 
と自分の気持ちと草木の気持ちを繋いで関わってきました


その日その日の自然の状態を感じ取ることによって 
人間と草木が密接に繋がることが出来る ということは
今になってみると どんなに大事な経験だったか と思います


風や 明日の温度など 見えないはずのこと
あるいは耳に聞こえないはずの草木の思いに
思いを馳せる気持ちが培われていました


ある人にとても嫌なことを言われた 
ある場所でとても嫌なことがあった 
そんなときに 耳にしたこと 目にしたことなど 
具体的に聞こえたり 見えたりすることだけに気を取られて 
聞こえない部分 見えない部分 
つまり何がそうさせたかという見えない心の部分 
人間の予測できない部分に 気持ちを寄せる習い性が
草木と関係を作っていく過程で育まれたと思っています


特に苦しいことが起きたときに 
人間の目に見える世界のことだけを情報に解決しようとするのではなく 
自然の一部としての自分 
人間という広く大きな視点を持って 
事態を観察し 分析し 解決への糸口を探そうとすることは 
公平な人間関係を築く上で とても大切なことだと私は思っています


トマトを育てることの目的は 
もちろんトマトを食べられるようにすることですが 
その過程を通して 親子が共に 
今日の風はどう? 今日のお日様はどう? 私だったら水がほしい? 
こんな風の強い日は私だったらどうしたい?
外の自然と 自分の内にある自然と
関係を持とうとすること 
自分から工夫をして繋がっていこうとすること
その姿勢をトマトを通して育む という導きが
周囲の大人にもあってほしいと思っています


子供達に トマトは大きくなるためには
どんなものが欲しいかな と訊いてみました
「・・・・パン・・・・かな・・・・?」という意見もありましたが
お日様・水 それから大雨や大風の時にも
気をつけてやるように と話しました
お母さん達には どうか義務のようにして 
ほら 水をやるんでしょ お日様に当てなきゃだめでしょ 
あなたの責任でしょ というような
短絡的な働きかけをなさいませんように とも伝えました


人間は自然の一部であること 
人間は つまり自然であること 
この意識は生まれながらに持っているものではありません 
子供達の身近にいる誰かが 
日常生活の中で育まねば 育たない気持ちです 
そして一生 彼らの味方になってくれる視点です


どうぞ ご家族皆様が トマトと共に おいしく育って下さいますように
次回もみな元気でご来室下さいますよう お待ちしています

   ::::::::::::::::::::::::::::


先日3歳の仁奈(にな)さんのお母さんから
写真付きのメールを頂きました  
   
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 「自分で洗い(妹の)仁乃(にのさん)と一つずつ食べていました
  とても喜んでいて
  少し色づいている他のトマトももいでしまう勢いでした」
           真理お母さんから
by skyalley | 2010-06-21 23:31
小澤征爾氏の雄姿を


午前中の受業を終え
お茶の時間にサッカーはいかに と思って
テレビを付けると 小澤征爾氏全身が振れている映像に行き当たった
野外音楽会での昼間の模様だ



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情報を当たると「ベルリン交響楽団 ロシアの夕べ」となっていた
式台を所狭しと 大役を演じている氏の姿から
ずいぶん旧い映像だな と感じる


ブラウン管を通して時間も空間も隔絶している私でさえ
体が動いてきて
しばし魅入られる


音楽だけを聞こえるようにして居間から教室に戻り
仕事を続けているうちに アンコール曲が聞こえてきた
もう一度テレビの前に立つと 場面はすっかり変わっていた


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それまで着席していた観衆は総立ちになって
楽団の演奏に合わせ口笛を吹き
小澤氏も口笛を催促し 観客が応える


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贅沢なことに 結局 午後いっぱい
彼の選んだ曲をBGMに仕事をさせてもらった
画面が切り替わっても暫く動けなかった


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氏は病気治療のため今年1月から半年間をめどに活動を休止
9月のサイトウ・キネン・フェスティバルで
復帰予定と先月伝えられている
御同病の一日も早い快復を


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by skyalley | 2010-06-18 14:12
親子二代の展覧会


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いきなり夏陽となった日の午後
日本エッセイストクラブの村尾清一氏と共に
戸河里美穂さんと婦美お母様の作品展に出かけた
表参道kiddy landの裏手 北川画廊
http://www.gallerys.jp/town/tokyo/kitagawa


美穂さんは 「旅の残像」
お母様の婦美さんは 「傘寿のあそび」と名付け
それぞれに版画や陶芸 篆刻作品を展示販売

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       各々の作品について紹介するお二人


美穂さんは高校の英語クラブの一年先輩だった
中学校で 英語の時間の日本人教師と
テープレコーダーに吹きこまれた外国人の英語しか
聴いたことの無かった私にとっては
目の前の年の変わらぬ日本人の女学生が流暢に話す英語に
仰天し とても憧れた
それ以来 ニューヨークに育った美穂さんのように
あんなふうに英語を話せるようになりたい と思ってきた


村尾氏には
「美穂さんは 私の憧れの人です」と話してあったので
画廊に着いて 婦美お母様 美穂さんの姿を認めるなり
氏は「高橋さんが  美穂さんを憧れの先輩だ と
 いつも話しておられますよ」
と 伝えて下さった


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お母様は
私の両親が生前営んでいた小さな乾物屋のお客様の一人だった
 「あなたは気が利いて
  忙しいときにはよく手伝ってくれるのよ と
  お母さんが話していらしたわよ」
事実は全く異なるが
生前の母を見知って下さっている数少ない方から
母の言葉を伝え聞くのは嬉しかった
 

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            親子三代
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ニューヨーク在住の妹さんも駆けつけ
ご家族が一丸となって展覧会を支えておられることがよくわかった
美穂さん・お母様のご人徳で多くのお客様が次々に・・・


展覧会は16日(木)まで 最終日は午後4時
北川画廊を予約をしようとしたら すでに一杯で
この一週間だけが ぽっかり空いていた
それが4年前のことだそうだ
あと3日 美穂さんのご家族には
画廊での充実した時間を過ごして頂きたい
by skyalley | 2010-06-15 11:54 | ひと
毎月ぞろ目の日は 


6月の第10回徳談会の前夜
90歳になられる松浦靖明氏から電話を頂いた
「一つのオーガニゼーションを作るとなると 色々ね
 何とは無しに気になってね ふっとね」
松浦氏は今年2月に体調を崩され入院
担当医からお伴がなければ外出禁止令が出されている
「三分目の暮らしを余儀なくされたので
 徳談会には暫く伺うことができません」
そう仰りながらも 会を運営していることを気遣って
いつも声を掛けて裏方の立場を励まして下さる


「明日はね それに6月6日でしょう
 反省日ですわ
 もう数十年来ね 外国勤務以来のね
 日記を見ながらね
 2月2日 3月3日
 1月はしません せっかくの大事な日に
 自分のつまらんとこなんか見たくありませんからね
 もう習慣ですわ
 要するに足元を照らす それだけですわ
 気付いたこと? 日記の最後のスペースにちょっと書きますね
 とはいえ例外のない規則はありません
 後は野となれ山となれ ですわ」


お元気そうに笑って 「では失礼 ありがとう ありがとう」
と電話を切られた



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この孫息子の世代にまで 松浦氏の清廉潔白を 諧謔を と願う
by skyalley | 2010-06-14 17:38
木に会えば 


いつのまにか10回の徳談会を無事終えることができた


自分で企画していることにも拘わらず
常日頃 受業を通して
ひとと濃密な時間を過ごしているが
徳談会のある日曜日も さまざまな方々においでいただき
受業とは別の中身の濃い関わりに酔ってしまう
新しい一週間を迎える前夜
心身共に停滞気味なことがわかった


娘のももに
 明日は颯太(孫息子)を休ませて(保育園)
 公園に行こうかと思うんだけど
と提案してみた


徳談会へは 娘もできるだけ参加しようとしてくれているが
何しろ4歳の息子連れでは
最後までなかなかゆっくり聴くことが出来ない
途中から寺の境内へ出て遊びながら 閉会を待っている
日頃から参加者のほとんどが
娘とも颯太とも 親しくして頂いているので
颯太は 会場から出てこられた方達との 彼なりの社交を
とても楽しみにしている
そしてとても疲れるが そのことを彼は意識できない


そのことを知っていたので
颯太も公園に連れて行き いっしょに木に会うことにしたのだ
人に疲れたとき 木に会うことで
心身のコリを和らげ 英気を養えることを
彼は全身で感じ取ることが出来るだろう
この術(すべ)を 彼には伝えたいと思っている


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by skyalley | 2010-06-10 09:18
第10回徳談会へのご感想 ⑤


大学時代からの友人 こんちゃんからメールを頂きました

:::::::::::::::::::

お久しぶりです。
第10回徳談会御苦労さまでした。
御案内いただいておりましたのに、しばらくご無沙汰いたしました。
人生の先輩からの講演を受け止めるということは、
心身ともに御健康でなくては叶わないこと、
それは、参加者全て、社会的に健康な生活をということですね。


当方この五月、義母の米寿の祝いを終え、
たくさんの親族が集まり、
2人の夫婦から、50人のひ孫世代まで
人間の営みとは凄いなあと実感いたしました。
私もちょっと疲れたというのが本音でしょうか、
耳の調子が悪くなったり、足が痛くなったり、ちょっと更年期?
本当のことを言うと、
認知症の進んだ元気な高齢者のそばに暮らすのが
辛くなってきたというところです。
心ののりしろが少なくなってきたのかなあ!


ちょっと弱音を吐いてしまいました。
まあ元気に好きな事は優先して暮らしています。
御案内いただくのは楽しみにしています。
ますますのご活躍お祈りしています。
こんちゃんより

:::::::::::::::::::::::


諸々の用事で徳談会へのお運びが叶わなくても
いつも蔭で支えて下さる友人がいてくださること
どんなに励みになることでしょう

お義母さま米寿のお祝いとのこと
おめでとうございます

私には共に暮らしている年配者はおりません
老人と暮らすことの心身のお疲れはありながらも
こんちゃんなりに工夫をされ
充実して日々を過ごしている姿を思い浮かべております

ご感想をありがとうございました
ご家族様みな お元気でお過ごし下さいね
by skyalley | 2010-06-10 08:45 | 徳談会日記
第10回徳談会への感想 ④

高校生からの友人 江崎泰子さん
私は 江崎に因んでグリコと呼び習わしてきた
40年も前
私とオットとの出会いを作ってくれた人でもある
彼女から 今回の徳談会に参加できなかったにも拘わらず
メールで感想を送って下さった
御了解を頂き 以下に掲載します


:::::::::::::::::::::::::::::


6月6日の 徳談会のご報告、どうもありがとう。
お話に興味があったし、うちの「子どものアトリエ/アートランド」
でやっていることとどこか通じるところがあり、
すごく行きたかったんだ。
でも当日は、「色彩学校」の授業が入っていて、残念ながら行けなんだ!


うちの「子どものアトリエ」でも実際、なんらかの障害を持っている子が、
最近とても多くなっているの。他に行き場がないというのもあるけど、
でもアトリエでは「1人1人の個性が大事」だから、障害のあるなしは
ほとんど問題にならない。
どの子も、それぞれ自分のペースとやりやすい方法で創作に熱中してます。

それに、ブログに書いてあったように、私たちみんな何らかの
「しょうがい」をもってるしね。

行けなくて残念に思っていたら、丁寧なご報告が届き、
ありがたかったです。
徳談会のほうはこれからも仕事のあるなしで、行けたり行けなかったりたと
思うけど、大事な試みだと思うから続けておくれ。

私は、今、先日亡くなった免疫学者の多田富雄の最後のエッセイ読んでる。
多田富雄のことは知ってると思うけど、世界的な免疫学者にして能の作者。
数年前に脳硬塞で身体の不自由を奪われてからも、旺盛な創作を続け、
最後のエッセイでは、この国の行方を心から憂いていました。

そんな彼のことを私はとても敬愛していて、広島や長崎の原爆をテーマにした
創作能などもけっこう見ていたんだ。
今は残された著作物を通じて、静かに「1人徳談会」をしてます。


:::::::::::::::::::::

江崎グリコちゃんは
色彩心理研究家のお連れ合い 末永蒼生(たみお)氏と
「色彩学校」運営を通して 活躍中です
http://www.shikisaigakko.com/
by skyalley | 2010-06-09 18:04
縁を言祝ぐ


可愛い姪孫の颯太がお世話になっている
「すこやか学園」に縁(ゆかり)の
石井哲夫先生のお話を是非に と
徳談会の前夜遅くに 那須から上京していた妹が
今朝 7時半に雨の中を帰っていった


私の方は徳談会の準備や 教室での授業などで
妹が泊まっていた3泊4日の間
私たちはほとんどゆっくり話すことはできなかったが
ある晩 私の向かいに妹が座った
そしてひととひととの繋がりの話を始めた


懇意にして下さっている那須の陶芸家の方が
彼女の家を訪ねてこられた そして 
「貴女が紹介して下さった方との二人展が決まりました
おかげさまで よいご縁に恵まれました」 と伝えて下さったそうだ
妹はそのことをとても喜んだ


妹が直接に二人展の仲介をしたわけではない
それぞれのご縁で繋がったお二人なのだから
妹に礼を言いに来るようなことではないかもしれない
しかし わざわざ朗報を伝えに来て下さったことで
その喜びを分かち合えることが嬉しい と妹は語った


パン屋の仕事の折々 姪孫のことを那須で思っている妹
上京して しっかり颯太を抱いて かしずかされて
在京中に仕入れた古書や 
勉強のために仕入れた他店のパンをリュックに詰めて
元気よく那須の家に帰っていった


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 妹の元気の素
by skyalley | 2010-06-09 09:28 | BUTTON日記