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先月6日に亡くなった父の七七日忌法要を控え 菩提寺本堂への供花を注文するよう 那須に暮らし 喪主である妹から電話で依頼された 小田急線経堂駅近くの花屋さん「花政」へ行った 実直なご主人 言葉遣いに細やかな奥さんのご夫婦 菊ではなく白いカラーだけで供花を造ってもらうように頼んでみた 店のご主人が「う〜〜ん 本堂に飾るとなると少し花輪が小さくなるかな」 「白梅はどうですか」と問うと 二月中旬過ぎなので もう市場ではよいものが手に入りにくいとのこと そのとき目の前に出されていた白い花の枝物に目が行った ご主人が察して「あ これね 桃 桃なんかどうかな 枝が張っているのを選んでカラーと組み合わせれば膨らみがでると思うよ そのようにしてこしらえるよ」 安心してご主人にお任せすることにした 追善供養には菊 などという武張(ぶば)ったことの好きではなかった父 父の意に添うように と想い 菊は避けた それが妹と私の合意でもあると確信できることが 私の背筋をしゃんと伸ばす 父は私たちの中に生きている
by skyalley
| 2007-02-08 03:40
| 父・母
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