触ることからはじめよう
by skyalley
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「そりゃぁ よくなりますよ」


お向かいの酒屋さん

ここへ越した日に
オットが運送屋さんのために飲み物を用意しようと
通りに出てみると 何と家の向かいに酒屋さん!
買い物ついでにオットが挨拶をすると
酒屋さんのおかみさん すぐに
「じゃ まだコップやなんか 出してないでしょ
 よかったら これ持ってってください
 うちじゃ使わないから 遠慮しないで」
と景品のコップをいくつも持たせてくださった


帰るなりオット 
「お向かいの酒屋のおばさん いいひとだったよ!」
幸先の良さをよろこんだものだ
あれから早11年が経っている


先日 酒屋さんに買い物に行くと
おやじさんが出てこられた
おかみさんが 亡くなったお舅さんのことを
とてもよく言っておられたので
「よいお父様だったそうですね」と言うと
「はい 70過ぎてからは ありがとうしかいいませんでした
 毎日 ほとけさまをみているようでしたよ」
我が家の孫息子のことを いい子だと褒めてくださったので
「それにしても 孫たちの時代には
 世の中はどうなっているんでしょう」と問うと
「そりゃぁ よくなっていますとも
 だって みんなよくしようとしているんですもの
 そりゃぁよくなりますよ」


そうはいってもぉ。。。 と言う必要がない
確固たるものがそのことばにあった


「ありがたい と思って暮らさなきゃだめですよ
 これくらいでいい これくらいで十分てね
 私の親戚なんかでも あれがない これがないって
 ぶつぶつ文句ばっかり言ってた者は 早く死にましたよ
 やっぱり文句言っちゃいけません
 ありがたい ありがたい って思わなくちゃ
 実際 ありがたいんですから」


酒屋さんのご夫婦
おやじさん78
おかみさん73
台所の窓から見えるお向かいの店の帳場では
今も近所の人が おやじさんを相手に立ち話をしている
by skyalley | 2011-09-03 15:20 | ひと
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