触ることからはじめよう
by skyalley
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釜爺「手ぇ出したら しまいまでやれぇ」

熊射殺のニュースをよく聞く
異常気象で団栗の成りが悪い とか
虫が異常発生して団栗を大量に食べている とか
人が深山にまで入るので熊が人に馴れた とか
原因を私は知らない
しかし人間にとってもにとっても受難だ


昨日 釧路の鶴と人間の関わりについての番組を観た
昔は日本のいたるところで見られた丹頂鶴
乱獲や開発により
本州はおろか北海道でも姿を消し絶滅と言われていたが
1924年(大正13年)に釧路湿原にわずかに生き残っている事がわかり
翌年にこの地域を禁猟区とする国の保護政策が始まった


1935年(昭和10年)には丹頂が国の天然記念物に指定され
地元の人々によって保護会が結成された
その結果
1952年(昭和27年)の調査で33羽を数えた丹頂は
現在では1000羽を超えるという


小春日和の午後 オットと散歩に出たら
小さな公園の入り口で 烏山出張所の立て看板があった
曰く 「猫にエサをやるのでしたら 下のことも行って下さい」

    ・避妊・去勢手術をする
    ・エサをやる場所を考慮する
    ・餌を食べ終わるまで待って後かたづけをする
    ・糞の始末をする
    ・近所の方へ理解・協力を求める
    ・人間になついている猫には里親を探す」


お腹を空かせている猫が可哀想 という
一時の出来心で餌をやる行為はよい結果には繋がらない
という警告のみではなく
餌をやる つまり人為的に動物に関わるということは 
それだけ責任を求められること
という自明の理が 具体的に書かれていた


『千と千尋の神隠し」の「釜爺」曰く
「手ぇ出したら しまいまでやれぇ!」
人間同士であれ 
通用する言葉だと 
あらためて思った
by skyalley | 2010-11-03 21:52 | BUTTON日記
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