触ることからはじめよう
by skyalley
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チベット亡命政府村内 「チベット子ども村」  


NHKのドキュメンタリーで きのう
「“チベット子ども村”の祈り」 -インド ダラムサラ- を観た


インド北部のダラムサラ
インド独立後 初代大統領ネルーが
チベット亡命政府の拠点として用意した村だそうだ
このヒマラヤを望む村に
チベット人の子どもたちの学校「チベット子ども村」がある
1960年に創立され すでに10000人が学んできた


1959年に蜂起したチベットは
この村に亡命政府を据えると 教育を最優先課題とした
故郷のチベットの宗教や文化 
言語やアイデンティティが薄れていくという危機感と闘い
子どもへの教育を中心にチベット社会と文化の発展を目指してきた
世界に貢献する人材を育成するために 英語も必修科目だ


子どもの活気で溢れる村
だがどの子どもも徒歩でヒマラヤを歩いて辿り着いた亡命者だ
チベット人としての教育を受けさせたいと
親は子どもたちを懸命に送り出す
子供達は歩いて中国チベット自治区からインドへ亡命してきたのだ
主人公ツェリン・ノルブ君(26)も
7歳の時に ガイドに付き添われ 
ヒマラヤ山中を16日間歩いて インドへ亡命してきた
多くて一年に2000人がヒマラヤを越えてやってくるという
その数は後を絶たない


ツェリン・ノルブ青年はチベット子ども村で13年間生活した
「今の自分があるのはチベット子ども村のおかげ」と
恩返しをしたくて教師になった
42の寄宿舎に約30人ずつの子どもが共同生活をしている
生きている間に親に会えるかどうかわからない者同士
絆はとても強い


毎年7月には高校生主導で
チベット文化の披露と伝統を目的とした文化祭が開かれる
その年 現代と伝統的なチベットの楽器を合わせての演奏を目論み
毎日指導するツェリン・ノルブ青年も 生徒達も熱い
大喝采の内に本番を終え
  「すでに難民二世も育っている
   彼らはチベットを知らない そういう子どもにこそ」
とインタビューに応えるツェリン・ノルブ青年の後ろから
上気した一生徒が真ん丸顔に笑みをたたえて口を挟む
 Biiiiiiiiiiiiiiig incarnarion!
Strooooooooooong incarnation!

 
チベット仏教を教育の柱として学んでいる子供達にとっては
「観念や抽象的な性質などの具体化
 あるいは具体的に現れたと思われる姿 権化 化身」を意味する
  《incarnation》 という言葉は日常語なのだろう
淀みのない英語で取材に応えるツェリン・ノルブ青年は
チベットの文化を子供達に伝える志を
具体的に現した化身の一人である と見た


http://www.nhk.or.jp/asiansmile/onair_sogo/20090913.html
by skyalley | 2010-01-28 09:55 | こころへ教室日記
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