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小学生最後の冬休みを過ごす隣人の海人少年 私の教室での今日の課題を4時間かかって終えた 保育園今年最後のお務めを終えた孫息子の颯太も 今日は朝から 「あそぼ! あそぼ!」 モード全開 12歳と3歳は それぞれに 十全の解放感に浸りながら プラレールで遊びに遊んだ 先に満足してしまった颯太 今度はウルトラマンの歌留多をしようと言い出した 海人はせっかく試行錯誤して機能的に連結したレールを 名残惜しそうに見やりながらも 幼い颯太の気持ちに添い 「いいよ じゃ片づけよう」 潔くレールをばらし始めた プラレール用の箱を出すと 海人は 「いつものように」同じ形のレールを集めて 箱にぴったり合わせるようにして片づけ始めた 颯太は それを傍で黙って見守っている が 海人が片づけに夢中になっているので 面白くない 「てちゅだってあげるよ」 颯太は海人とちょっかいを出したくて仕方がない 海人はきちんきちんと思い通りに詰めているところなので ここはちょっと譲れない という表情 その気持ちはよくわかるので 「颯太 ちょっとこっちを手伝って」と気をそらしてやった 海人が夕飯のため帰宅した後 ウルトラマンと怪獣のソフビ人形で一人遊んでいた颯太 急に黙ったかと思うと ウルトラマンのおもちゃ用木箱を持ってきた それから一つ一つ 数あるウルトラマンと 怪獣の人形 それから本をしまい始めた 夜 眠る前に 海人と颯太が 10年20年30年40年後も 互いのこころの隣人でありますように と祈った また 60歳70歳80歳90歳になった私が その姿を見守れるように とも ついでに祈った 猫のスズキも彼なりに遊びに参加
by skyalley
| 2009-12-29 21:01
| BUTTON日記
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