触ることからはじめよう
by skyalley
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鹿島茂さん提案の「政治家養成システム」


一国の指導者たる人間を育む機関は
本来なら国が資金を出して(口を出さず)
作られる類のものである
では誰が運営するのか 
どのように運営するのか
それが問題


前回のブログでこのように書いた
先日 幼なじみの留(とめ)さんを誘って
家族と公園に行ったとき
彼が読み終えた日経新聞を敷いて休んだ
フランス文学者の鹿島茂さんの記事が目に入った
「国が政治家養成システムを」
先の問いの答の一部になっていることを思い出した


鹿島さん曰く
「最悪の政治とは倫理観で動く政治
 ファシズムに転化しやすいから
 次に危険なのがイメージや人気で動く政治 
 一番良いのは欲得ずく
 それも先の先まで考え抜いた健全な欲得で動く政治」 

 「政治家はプロフェッショナルな職業
  そう認識して
  国家的に養成するシステムを作れといいたい
  エリートが好きなわけではないが
  社会に絶対に必要だから
  必要悪と言ってもいいでしょう」
 
 「政治家には法学部出身者も多いようだが
  過去の判例と法解釈を追う勉強は
  現実の変化に対して無力です
  行政をやるための法律の作り方を
  鍛えないとだめです
  東大法学部の政治コースだって
  政治史・学科でしょう
  政治のやり方など教えない
  政治を一つの科学として教えるべき
  あとはモラルですね」

  「フランスに国立行政学院(ENA)という
   超エリート養成機関がある
   一流大学を出た人材が入る
   官僚として働いた人が経験を踏まえて
   もう一度勉強する
   そういう一段高いレベル
   日本も政治色は排除した上で
   国が政治家の高等教育機関と作っては」

  「すぐできる改革として
   政治家になる人の資格試験の導入を提案したい
   漢字の読み書きや一般常識で
   大学入学資格検定並のレベルは
   最低限必要でしょう」
    
  「野球のメジャーリーグのように、
   政治家を1部、2部、3部とリーグ制に分け
   段階的にキャリアを積ませる
   最初は市町村長を経験させる
   次に都道府県知事か政令指定都市の市長
   それから国会議員と
   リーグを順々に移っていく仕組みにするのです」

  「行政トップには議会折衝などの技術も必要です
  若さや人気だけで当選した知事が
  議会とトラブルを起こしてダメになる例もある
  市町村長から始めるのが一番いい」

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公園の芝生に腹這いになって
留さんにその記事を読んであげた
二人で 「大賛成!」 とおむすびを頬張ったが・・・
by skyalley | 2009-09-29 21:56 | ひと
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