触ることからはじめよう
by skyalley
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第四回徳談会へのご案内

第四回 徳 談 会

原 子朗氏をお招きして

「賢 治 の は な し」

1996年下北沢の古書店でその一冊に出会いました 
1300年余に及ぶ「筆跡」を視座に据え 
日本人の来し方を縦横に論じた文化史です 
一気に読了し 
深い関心を持つであろう友人用にと本屋に注文しましたら
何と絶版! 
私は出版社を通じ御著者 原子朗氏に便りを認(したた)めました
いったいどういうことであるか と 
驚いたことに一面識もない者に すぐに返書が届けられ 
その手蹟にも感じ入りました 
『筆跡の美学』という一冊に導かれた 原子朗先生とのご縁でした

現在も 
宮澤賢治や小泉八雲について毎週早稲田でのご講義 
その上 花巻はもちろん海外にまでご講演の為に東奔西走され 
畑を耕し 書画に勤しみ とご活躍中の先生に
「徳談会」におでまし頂けることは望外の喜びです 

18の歳の頃より読み耽ってこられたと仰る 賢治についての
先生の最新のご講義を中心に 
多岐に亘る話題を拝聴できることでしょう
因みに『筆跡の美学』は
1997年に講談社学術文庫に『筆跡の文化史』として甦りました 
が 只今また絶版中 
是非皆様のお声を! 
また8年がかりの徹底的な改訂版『新 宮澤賢治語彙辞典』を
入稿中でおられることも書き添えておきます

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原 子朗(はら しろう)
1924年 長崎市生まれ 早稲田大学文学部文学科卒業 
同大学院を中退して仏・英に留学 専攻は文体論 
詩人 文学博士 書家 評論家 
早稲田大学教授・インドのネルー大学教授を歴任 
著書は 詩集に『原 子朗詩集』『歎語抄』 
評論・研究書に『文体序説』『文体論考』『定本・大手拓次研究』
『文体の軌跡』『修辞学の史的研究』
『宮澤賢治語彙辞典』(宮澤賢治賞)など多数 
毎年11月初旬銀座にて書画展を開催 
現在宮沢賢治イーハトーブ館館長
            
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とき:   2009年3月1日(日) 午後1時30分より
ところ:  「珈琲工房」二階 世田谷区船橋1-12-15 
          http://www.kohikobo.co.jp/modules/tinycontent4/index.php?id=2
          TEL 03-5477-4142  FAX 03-5477-4143
          小田急線千歳船橋駅前より成城学園方向へ徒歩1分
会費 :  1800円(当日釣り銭のないよう)
申込み : 2月15日(日)までに
       自宅電話  03−4272−6949
       携帯電話  080−5680−2209(高橋由紀子)
       uto@juno.dti.ne.jp    http://skyalley.exblog.jp/


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徳談会は 戦争を少年期・青年期に体験された方をお招きし 
戦前・戦中・戦後の体験談を直接に伺う会です 
毎年3.6.9.12月の第一日曜日に開きます 
身近な方でお話を快諾して下さる方がおられましたら 
ぜひご紹介ください 
肩書きなどはもちろん問いません
第1回からの口演者も 皆お元気にてご参加くださる予定です 
是非十代二十代のお知り合いもお誘い頂き 
ご参加下さいますようお待ち申し上げます                            

                                    2009年睦月尽    高橋由紀子
by skyalley | 2009-02-01 01:25 | 徳談会日記
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