触ることからはじめよう
by skyalley
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カテゴリ:一枚の葉を森へ(no nukes)( 52 )
「希望が持てました」

私が友人と立ち上げた「一枚の葉を森へ」の主宰で
明日の午後2時から
地元の千歳船橋駅前での3回目の脱原発署名活動
その後 隣町の経堂で
初めての脱原発に関しての勉強会を予定している


私を始め 原発に関して誰一人専門家はいない
たくさん勉強してきたひともいない
それでも自主的にそういう会を開こうと思ったのは
判っている人が 判らない人に教える場ではなく
判らない「点」同士がたくさんの「線」で繋がり「面」にする過程で 
未来に希望を! と願ってのことだ


とはいえ講演会や勉強会が数々開かれている中で
果たしてこんな会に人が 
特に未来を託す子どもを日々育てている母親達が
集まって下さるのだろうか 不安が無いわけではなかった
先ほど 明日配布する予定の印刷物を仕上げてしまおうと
pcを開いたら 以前参加ご希望を申し込んで下さった方から
メールが届いていた

  ””””””””””””””””

一枚の葉を森へ 高橋様

明日の勉強会への参加を希望しましたNです。
お忙しい中お返事ありがとうございました。

専門家はいないということ、少しホッとした気持ちがします。
一方的に教わるのではなく、同じ立場の人々と学びあいたいのだと
改めて気づきました。
勉強会楽しみにしています。

ブログに毎日新聞10月16日報道の
金原ひとみさんの記事が取り上げられていましたが
東京新聞の10月11日にも金原さんが文章を書かれています。
http://savechild.net/archives/10211.html 
(すでにご存知でしたら申し訳ありません)

どちらの記事も本当に共感できます。
同じ気持ちを持つ母親同士でつながっていけたら、
いつか日本は変われるかもしれない・・・と
希望が持てました。

それでは明日はよろしくお願い申し上げます。      

N. K.

   ''''''''''''''''''''''''''''


とても励まされました
ありがとうございました Nさん
明日どうぞよろしくお力添え下さい
「一枚の葉を森へ」どうぞ お待ちしています

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by skyalley | 2011-10-21 20:23 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
22日の脱原発学習会に向けて




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私は文字があって本があればいいという独り居好き
その上に出不精なので
そして 何よりも不特定多数に働きかける ということが
3月11日までの自分の活動の選択肢には ありませんでした


私は経堂町410番地 経堂小学校のすぐそばで育ちました
両親の営む小さな乾物店と引き戸一枚隔てた居間から
いつも両親の働く姿を観て育ちました
まだスーパーマーケットの出来る前の商いでしたから
近所の主婦がお客様でした
お得意様のおばあちゃんがいつもの豆を買いに見えないと
「お前 この豆持って おばあちゃんの様子を見てこい」と
夜道を見舞いに行かされたりしたことも何度かありました


そんなふうに
ご縁のあった個々のお客様を大切にする商いを観て育ったので
私が教室を開いてからも
ご縁があった方お一人お一人と共に
習字や英語・フランス語の学び場において
「感じる力・考える力」のつりあいを培うということを主眼に
教室を創って26年が経ちました


不特定多数に対してではなく
教室で 実際に相対しているひとに対し
豊かな人生のために
よりよい家庭人として 社会人として
お互いが善き種となるべく働きかける
これが私にとっての日々の仕事 社会活動でした


ところが3/11の天災 そして特に原発事故の人災の後
その余りの被害や問題の深刻さ故に
この問題を解決するためには
すでにご縁のあった方だけに働きかけるだけではとても足りない
「感じる心 考える心」のつりあいだけでも とても足りない
不特定多数に対しても繋がって行く活動をしなければならない
そう実感しました


そして 日々の社会活動としては 教室における
3歳からの日本語の学び「こども・ことば・ひろば」
100歳までの日本語・習字・英語・フランス語の「こころへ教室」
そして80歳以上で
なおかつ現役の方の人生を聴く「徳談会」を主宰してきましたが
脱原発のための署名活動を皮切りに
6月始めに 世田谷在住の方との連帯を図りつつ活動する
「一枚の葉を森へ」という会を発足させました


「感じる 考える 実践する」
この三つの力を多くの人が体得しうるような活動を
それによって支えられる共同体作りを
そのためには互いの知恵を出し合い勉強しなければ と考え
脱原発を目指しての勉強会も 次に発足させたわけです
未来を担う子ども その子どもと共に日々を生きるお母さん達に
特に集まって頂きたいと思っています


「一枚の葉を森へ」の面々には
原子力関係の専門家は誰もいません
ですから何かを講演するということはできません
けれど毎月一度 必ず開かれるこの会で
皆さんとの意見交換や情報交換を重ね
放射能時代を共に助け合って生きていきたいと願っています


今回は会場の都合上 午後5時から8時という
子ども連れのお母さんには出づらい時間になってしまったことを
お詫び致します
来年以降は昼間の出やすい時間に と考えています
脱原発 そしてそれが実現した後でも
社会的活動が必要な場合には
「一枚の葉を森へ」の学習会にまずは集まりましょう
そんな会にしていきたいと思っています


どうぞお誘い合わせの上 ご参会くださいますよう
よろしくお願いいたします


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by skyalley | 2011-10-21 02:40 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
汚染状況重点調査地域・除染特別地域

栃木県那須町で
パン屋「A TABLE!」を営む妹から
近所の景色の写真を添付したメールが届いた


  今日、那須町は、
  汚染状況重点調査地域、除染特別地域
  に指定されました。



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by skyalley | 2011-10-20 19:33 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
天からのエール!

四半世紀 言葉の寺子屋「こころへ教室」を通して
この小さな場にご縁のあった方たちと共に
豊かな人生のための日本語・習字・英語・フランス語教室を開いてきた


いつもお相手は目の前に座っていらっしゃるお弟子さんたちだ
そのひとびとのそれぞれが感じる力・考える力のつりあいをとり
よりよい個として 家庭人・社会人として暮らして欲しいと願ってきた


しかし 3月11日 大震災の天災 そして原発事故の人災発生後
6月初めに署名活動を立ち上げ 
9月には脱原発のデモにと どちらも初めて自分から関わった


私のような個人で始めた小さな点の動きを
他の活動家の人と線で繋げ
面に広げて脱原発を実現しようという活動が生活に加わった


チラシを作ったり 映画会を企画したり 映画を観たり
講演会に行ったり 会合に出て議論したり 知らせたり
知らせられたり 書いたり 読んだり 調べたり


そのたびに驚いたり 悲しんだり 溜息をついたり
希望を見たり 落胆したり 悲観したり 立ち上がったり
まことに目まぐるしい日々を送っている


本来ならば 40年前に初めての原子力発電所が造られた頃
そこから40年間のどこかで 原発開発の恐ろしさに気づき
起こしていなければならなかった行動であった


事故が起きてしまってから 遅ればせながら 
まったく遅ればせながらも 事実を知ろうとし
可能性を探り 選択し 実践し 反省し また・・・


ふと コンピューターから目を挙げると
得も言われぬ色合いの空が広がっている
カメラを持って飛び出した


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天からの応援!
by skyalley | 2011-10-19 17:46 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
千歳船橋駅前での署名活動


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by skyalley | 2011-10-17 12:59 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
脱原発 学習会のお知らせ

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「一枚の葉を森へ」学習会へのおさそい

子供の未来のために

3月11日の大震災以来 私たちは放射能時代を生きることになりました

9月11日の明治公園における「さようなら原発 五万人集会」で
福島から来られた武藤類子さんが訴えました
「原発事故以来 毎日毎日否応なく迫られる決断
逃げる 逃げない 食べる 食べない 
子どもにマスクをさせる させない
洗濯物を外に出す 出さない 
畑を耕す 耕さない 
何かに物申す 黙る
様々な苦渋の選択を迫られています」
この生活は 決して福島の人々だけの日常ではなく
世田谷に暮らす私たち一人一人にも
共感できる重苦しい不安に満ちた現実です

この不安や不信をそのままにしたくない
特に未来の子供たちの為に この生き苦しさを少しでも軽減し 
行動と知恵を伝えたいと願い
先の「五万人集会」を主催した「さようなら原発 1000万人アクション」に賛同し
世田谷に暮らす一市民として
原発問題について以下の話題を中心に学習会を開こうとしています
子供を連れて 気軽に集まり話し合える場にしましょう 
お誘い合わせの上 ご参加下さい


とき: 2011/10/22(土) 福島原発事故のあらまし・現状を知る
        11/19(土) 放射能から子どもを守る
        12/17(土) 原発の常識・非常識を考える
    2012/1/21日(土) 放射能時代に生きる暮らしの智慧を探る
    毎回午後5時から8時まで 入退室自由
参考図書 
『原発のウソ』(小出裕章著 扶桑社新書)
『原発・放射能 子どもが危ない』(小出裕章・黒部信一共著 文春新書)
   
ところ: 生活クラブ館二階「ぶらんこ」 経堂駅から徒歩3分
     親子が遊べる場として作られていますので子ども連れでも安心
参加費: ¥500(活動資金として活用させて頂きます)当日可
申込み: 高橋由紀子 080−5680−2209
            skyalley@saturn.dti.ne.jp
     海沼栄造 080−5526−0538
yuyu-kainuma@ezweb.ne.jp

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1954年の第五福竜丸事件を受け 
翌年「沈黙は賛成を意味する」という精神を支えに 
母親たちが始めた反核運動は3000万人の署名を集め 
やがて世界に広がった草の根活動の結果
「原水爆禁止世界大会」に向け 6億の署名を集めました 
「一枚の葉を森へ」はこの「沈黙は賛成を意味する」に感動した
世田谷区民数名で始めた活動です

「3000万の署名、大国を揺るがす 
~第五福竜丸が伝えた核の恐怖~」
   【そのとき歴史が動いた】より
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rdtAG64FbYI#at=37
by skyalley | 2011-10-17 08:53 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
「親同士のネットワークが必要」金原ひとみ
毎日新聞11月16日報道より


 東京電力福島第1原発事故による放射線被害から子どもを守るため、首都圏など東日本大震災の被災3県以外からも西日本に避難している人は多い。東京都から岡山市に自主避難した芥川賞作家、金原ひとみさん(28)は毎日新聞のインタビューに応じ、「子どもを被ばくさせたくない。危ないかどうか分からないけど、分からないからこそ避難した」と語った。
【坂根真理】


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 震災発生翌日の3月12日、原発事故のニュースをテレビで見ていると、そばにいた夫と父親から避難を勧められた。その日のうちに長女(4)を連れ、祖母が生前住んでいた岡山市内に向かった。臨月だったのですぐ戻るつもりだった。しかし原発事故が収束しないことに不安を感じ、4月、東京には帰らずに同市内の病院で次女を出産した。今は、長女を保育園に預けながら次女の世話をしている。

 震災前は育児も家事も手を抜いていた。家事代行サービスを利用し、料理も週に1度作る程度。金原さんは「長女は生後6カ月で保育園に預け、仕事と育児、遊びを全て堪能していた」と振り返る。しかし今は、次女に母乳をあげているため外食を控え、自分で料理を作るようになった。「とにかく、子どもを守ることが大事だと思っている」

 金原さんは今、2人の娘と兄らとの5人暮らし。周囲では、放射線被害を心配する心理を理解してもらえず、苦しんでいる人も多いという。金原さんは避難した母親が子どもと2人きりになり、孤独に陥ることも心配しており、「もっと母親同士がつながれるといい」と力を込めた。金原さんも避難した当初、不安から電話で夫と口げんかをし、ストレスがたまった。

 震災後、放射線に関する本を大量に読みあさった。金原さんは「多くの人が原発の問題点を知らないまま生活し、その間に原発の危険が増した。同じことは他にもあるだろう。今回をきっかけに、他の問題にも目を向けるべき時期ではないか」と訴えている。
by skyalley | 2011-10-16 08:57 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
去るか留まるか
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妹は父を伴って
今から10数年前 東京から栃木の黒磯へ引っ越した
その家の庭で 笹を根絶やしにして草木を植え育ててきた
数年前に父が亡くなっても
妹はその土地に一人で残った


3月11日以降
那須の親しい酪農家や農家の友人が
廃業を余儀なくされ
子どものある家族が西へ避難しても 
妹はその土地に留まる決心をした


都会暮らしの私たち家族
特に5歳になる姪孫(姪の息子)に
山や川 森や星を堪能させてやりたいと
土地の人々と助け合いながら
震災後を暮らしてきた


その妹が写真を送ってきた
妹を黒磯に呼び寄せた大好きな家
そして 家を初めて見たときに
亡父にその家を買う決心をさせた窓からの景色
何度でも孫息子を連れて行ってやりたい


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by skyalley | 2011-10-09 22:26 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
福島からの詩と梨と

小学校3年生の時に
私に「物事には由来がある」ことを教えてくださった恩師
氏家コウ先生から梨を送って頂いた
飯館村の隣 伊達郡にお住まい
94歳 精神は矍鑠(かくしゃく)としておられる

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箱を開けてみると
ふわりと一枚の紙が舞った

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「決意」  和合亮一

福島に風は吹く
福島に星は瞬く
福島に木は芽吹く
福島に花は咲く
福島に生きる

福島を生きる
福島を愛する
福島をあきらめない
福島を信ずる
福島を歩く

福島の名を呼ぶ
福島を誇りに思う
福島を子どもたちに手渡す
福島を抱きしめる

福島と共に涙を流す

福島に泣く
福島が泣く
福島と泣く
福島で泣く

福島は私です
福島は故郷です
福島は人生です
福島はあなたです

福島は父と母です
福島は子どもたちです
福島は青空です
福島は雲です

福島を守る
福島を取り戻す
福島は手の中に
福島を生きる

福島に生きる
福島を生きる

福島で生きる
福島を生きる

福島で生きる
福島を生きる


作者の和合亮一氏は1968年福島生まれ 在住
詩人・孝行の国語教師
『After』(思潮社)で中原中也賞受賞
『地球頭脳詩篇』(思潮社)で晩翠賞受賞


福島は医師である先生のご主人の故郷だ
先生が電話口で仰った
「不思議だね
 ここはなぁんにもない田舎
 文明は遅れているけれど
 みんなこんなじぃさんばぁさんに
 よくしてくれるよ」


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by skyalley | 2011-10-05 11:45 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
6万人の中で考えた

これはどうしても闘わなければ
そう思って
ノートに署名用紙の原稿を書いた
「反原発」という文字を
通りがかったオットが見て言った
 「反」とか最初から決めつけるようないい方をすると
  戸惑う人もあるんじゃないのぉ
  どうでしょうねぇ くらいがいいと思うけど



とはいえ 私にとって 原発は要らない
絶対に要らない
あんなに悲惨な福島の人たちの現実を垣間見て
なかったことにするわけにはいかない
署名用紙に 
どうでしょうねぇ というわけにもいかないじゃないか
最初は少しとんがっていた


それから考え直して
署名用紙には「反原発」を小さくし
「黙っていることは賛成を意味します」を大きく書いた
原発を無くすわけにはいかない というひとの考えを
駅前の署名で どうこうするつもりはさらさらないが
「あ 署名をしようと思っていた 
 よかった ここでできるんだ」というひとから
できるだけたくさんの賛同をもらえれば
そう願って 
8月に生まれて初めて二度も署名活動をした


とはいえ どう働きかけたら
「電気ないと困るでしょう?」
「経済が立ちゆかなくなるでしょう?」
という思いの人とも 繋がっていくことができるか
「どういう言葉なら」とずっと考えてきた


9月19日 数万人の人々に混じって
これもまた「初めて」デモに参加した
ある男性が持つ拡声器から
女性のシュプレヒコールが止めどなく叫ばれていた
「脱原発」という運動に加わりきれない人々に対しての行動であり
原発を推進したい政府に対する訴えなのに
なぜ録音済みの器械音を使うのだろう
切実さが伝わるのだろうか
不思議だった


別の拡声器からは
「警察 帰れ!」と繰り返されていた
自分たちの立場を認められるには
まず相手の立場を認めなければ と私は思う
日曜日にあんなにたくさんの警察官や自衛隊員が出動している
「お父さん 今日もしごとぉ?」と言われながら出てきた人もあるだろう
触れるなら「警察 感謝!」の方が
あちらも穏やかな気持で接するだろうに
不思議だった


また明治公園に集まった幟や旗にも
「脱」やら「反」やら「絶対」やら「怒」やら
直情の言葉が多かった
宮崎駿さんは
JRの車窓からも見渡せるスタジオジブリの建物に
こんな横断幕を貼りだしたそうだ


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たとえそれが事実であるとしても
事実であり そう思っている人にとっては正しくても
それが正しいが故に
「脱原発」というお題目のような言葉より
ずっと人間味のある願いの言葉だ
みんながこんな言葉の趣き 味わいを持てるといいのに
そのためにはどうしたらいいのだろう


 「逃げられない現実に耐えて 見つめ続け
  原発をどうしたらいいんだろうということを
  本当に自分の問題として自問自答する」(高村薫)ことだ
そのためにはどうしたって言葉が必要だ
それも言葉の趣味が必要だ
暗記ばかりでやりすごせるテストのための頭や心ではなく
外からの情報を鵜呑みにするのでもなく
また何にも問題視しないのでもなく
自分で自分のこととして「考える」ことがどうしたって必要だ


脱原発の署名活動を初めて三ヶ月 
根拠と同時に
人間味やおかしみのある言葉の使い方の
大切さ・必要性を痛感している
ことが重大で深刻で悲惨であるがゆえに
なおさら


釣り合いが 必要だ
by skyalley | 2011-09-28 00:33 | 一枚の葉を森へ(no nukes)