触ることからはじめよう
by skyalley
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徳談会の意義


京都大学原子力研究所の小出裕章助教が
発言の折々に仰る言葉
「3月11日以来 世界は変わってしまったのです」
このことを日々に実感している
自分のしていること 考えていること
大事にしてきたこと 無視してきたことなどについて
あらたな視点から ほんとうに必要か
ほんとうに大切かどうかを自問自答する


戦前・戦中・戦後を生き 
そして現役で活躍していらっしゃる方々から
戦後生まれの私たちへの伝言を聴く会
1996年に始めた「徳談会」に意義があるかどうか
あらためて考えてみる
震災 そして原子力発電所事故が収束を見ない中
私はそれまでしたことのなかった非核のための署名活動や
デモを体験してきた
福島でも ここ世田谷でも
子育て中の母親達が立ち上がり
共に知恵を出し合い 力を合わせて
この事態にそれぞれの形で真剣に取り組もうとしている


長寿国とはいえ 当然ながら不調をかこつ老人も多い中
27日の徳談会の講師である日本の女性タクシードライバーの草分け
青野輝子先生(85)は
私の「一枚の葉を森へ」の脱原発署名活動に駆けつけ
今日は次回19日の茨城県校長会での講演に備えていらっしゃる
50年以上を幼児教育に努めてこられた鹿野京子先生(93)
人間教育の講座に努めるシスター成瀬(81)
障害児教育に努める石井哲夫氏(83)
宮澤賢治や小泉八雲講義を続けていらっしゃる原子朗氏(86)
仏教講座の紀野一義氏(88)
マスター・バーテンダーの福島勇三先生(85)は
今夕も赤坂山王の「永楽倶楽部」カウンターに立たれるだろう
岩崎京子先生(88)も次作の童話執筆に忙しい


結果的に社会に大きく寄与する営みを
一生に亘って続ける先生方の情熱は
どこから来るのだろう
80年以上に亘るご経験から
戦後生まれの私たちに何を話して下さるのだろう
3月11日以来 
自分がすでに社会の一員であり
社会を 世界を作っていく担い手であると再認識した人にとって
徳談会の講師の先生方から頂く言葉は
勇気や考え実践する為の種を授けて下さると思っている


2008年に第4回徳談会でご講演下さった胡暁子先生が
10月31日 亡くなられた
享年84歳
2009年第5回徳談会の講演者 品川正治先生(86)が会長を
初回の講演者 村尾清一先生(89)が理事長を務める
旧制高校 三高の同窓会も
出席者がほとんど90歳に近く 数も激減したため
65年毎月続けたその歴史をまさに閉じようとしている
徳談会とご縁を頂いた先生方のご意見を拝聴できるのも
もうわずかの時間しかない


温故知新
胡先生から頂いたさまざまなことを振り返りながら
ご冥福をお祈りしつつ
できる限り この会を続けようと決心している

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by skyalley | 2011-11-14 09:14 | 徳談会日記
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