触ることからはじめよう
by skyalley
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支え


那須に暮らす妹が 震災による被災者に 
毛糸の靴下を編み始めてから半年余り
ようやく40足が出来て 届け先も決まったという
 「死者が思いを伝えることができなくなったなら
  被災者も苦しい中で暮らしているのだとしたら
  私に何が出来のか」
これらの靴下は
毛糸を快く分けて下さった方々
そして編み手の彼女と三人の女性の
思い 考え そして実践が結実した形だ


久しぶりに上京した妹と
真夜中にゆっくり話ができた
昼間は私の孫息子が彼女を独占している
彼女曰く
「靴下を編んで
 被災地に送ることをしているんだけれど
 いっしょにしない? と三人に尋ねた
 ひとりはれんちゃん(私の長女・彼女の姪)
 それから友人二人
 みんな『やらせてほしい』と即答してくれた
 彼女たちのその一言 その思いが
 日々の重苦しい現実にのしかかられそうになったとき
 どんなに救いになっているだろう
 ありがたいね」


6月初め
YOUTUBEで主婦が始めた反核運動で
3000万人の署名を集めたという事実を知った 
番組を見終わると
私はすぐに自分なりの署名用紙を作ってみた
そこへご近所の千秋さんが ふらりとやってきた
「脱原発の署名活動をしようと思うんだけど」
「やりましょう 由紀子さん やりますよ!」
グラフィックデザイナーの彼女の手に署名用紙を託した
私が寝入っていた夜中に
彼女はそれを印刷できる状態にまでレイアウトをし
私のメールに送ってきてくれていた



翌日
私は経堂で私塾を営む友人の海沼さんに電話をした
「脱原発の署名活動をしようと思うんだけど」
「うん いいよ しよう しなくちゃね」
その署名用紙を持って すぐに彼のもとに駆けつけ
これからの署名活動のことを話し合った


右があれば左があり
夜があれば朝があり
山があれば海があり
いつでも相対すること・もので
世界は成り立っていると思っている
自分の意見と真っ向対立する意見の持ち主の存在にも
驚きはしないが
あんな大惨事が起こった後にも
原発を必要だと言って憚らない人のことを
私はその人の発言の自由を尊重するが
発言の内容については本当に訝しく思う



だからこそ
日々の落胆や懐疑や
不条理や理不尽なことを目の当たりにしても
妹も話していたように
「いいよ!」と繋がっていくひとを
本当に愛おしいと
ありがたいと しみじみ思う


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by skyalley | 2011-11-12 10:34 | 一枚の葉を森へ(no nukes)
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