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3歳からの日本語の教室 「こども・ことば・ひろば」では 今年「対語クイズ」をしてきた 「上があるっていうことは?」 「下もあるぅ!」 「山があるっていうことは?」 「海もあるぅ!」 「みんなが元気でいるということは?」 「びょうきのおともだちもいるぅ!」 「みんなが歩けるっていうことは?」 「あるけないひともいるぅ!」 明後日はクリスマスという日のお稽古 私はそれぞれの子供達の弟・妹の子守をお父さんに頼んで できれば子どもとお母さんと二人だけで作りたい物がある と予告しておいた 朝9時半 みんなが集まってきた 孫息子の颯太は私と組んで作ることにした 材料はボタンと麻紐 この一年言葉遊びをしてきた対語を 目に見える形にして 一年の締めくくりの飾りを作りたいと思っていた クリスマスに贈り物をもらえる子どもがいるということは もらえない子どももいる ということ もらうということは あげるということもある 対になっている存在が在る ということを 受け入れてほしいと願って続けてきた言葉遊びだ そして考え出したのが この飾り お母さんといっしょに ボタンを選びながら 対になるボタンを探して ボンドでくっつける 穴があるボタンがあるということは 穴のないボタンもある 四角いボタンがあるということは 丸いボタンもある 黒いボタンがあるということは 白いボタンもある・・・ 親子で話しながら 作ってもらった 女の子にとってピンクはいつの時代も必要不可欠 男の子はカーテンリングや足袋の「はぜ」や 糸が付いたままのボタンやバッヂ・・・ ちょっと変わったのが気になる あっという間の一時間 颯太が フェルトの布を切らぬように袋から出して 麻紐を短く切り それぞれの布に8本ずつを並べて用意してくれた 昭和レトロのクッキーの缶に入ったたくさんのボタンは 骨董商を営む葉乃ちゃんのおばあちゃんが寄付して下さった おかげさまで 今年の仕上げの受業ができた 私の未来さんたち そしてお母さんたち 来年もどうぞよろしく そして よい年を!
by skyalley
| 2010-12-26 22:00
| こども・ことば・ひろば
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