触ることからはじめよう
by skyalley
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それぞれの4月     海人と颯太


3年前の5年生の暮れに
品川から 世田谷の我が家の隣家に引っ越してきた海人
この春 地元の中学校へ進学した
引越によって幼なじみから離れざるを得ず
日々の親しい友は孫息子の颯太のみ という状況が1年以上続いた


中学校の入学式の日 勉強にやってきたはずの海人 開口一番
「友だち できたよ!」
二人の男の子が 海人に声を掛けてくれた と
「勉強の前に その友だちと遊んで来たいんスけど いいですか」 と来た
行っておいで というと弾のように飛んでいった


海人は毎朝8時になると 迎えに来てくれる友だちと登校する
バスケット部にも所属を決め 
充実した日々を送っている様子だ
彼を知っている誰もが 安堵し
そして彼の眩しい生長を頼もしく見守っている


先日 海人はお父さんに
「もうすぐ颯ちゃん 誕生日だよ」と話してくれたことで
お父さんにケーキを届けて頂いた
たまたまオットが出張で留守の晩だったので
その分を補うべく 海人にケーキを食べよう と誘った


おかげさまで元気で4歳を迎えた颯太
蝋燭の火を吹き消し お祝いの歌を歌ってもらい
母親のももがケーキにナイフをいれるのをみつめている
蝋燭をはずしたももに 海人
「あ そのクリーム もったいないよ」 と蝋燭を受け取る



それぞれの4月     海人と颯太_f0085284_9133317.jpg




颯太も真似をして蝋燭を受け取る
二人で ほんの少し付いているクリームを舐めた
今年13歳になる海人
颯太を自分と対等に接する海人
二人の魂が終生繋がっていることを祝った



それぞれの4月     海人と颯太_f0085284_9154319.jpg

by skyalley | 2010-04-28 09:17 | 孫息子・颯太言葉ノォト
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