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11月23日の祝日 世田谷区役所の中庭で ウルトラセブンが来る という耐震フェアなる催事に 孫息子の颯太を連れて行った 小学校からの私の幼なじみ 留さんも同行してくれて 小春日和の朝 楽しみに自転車を出した 催事場の区役所へ行く道中 自転車の前に乗りながら 颯太は るんるんるん 大声で「むね〜にっ ちゅけ〜てるっ ま〜くはりゅ〜せ〜!」 とテーマソングを歌い 替え歌まで作り 私たちの自転車の前後を走る留さんに冗談を言ったり 空の雲が筋を引いていることもうれしい様子 時間前に着くように言ったつもりだが 会場に設けられた椅子には すでに親子連れが犇めいていた ステージからは遠かったが 颯太を抱いて 変なことになったな・・・ と思いながら ウルトラマンが現れるのを待った 果たしてウルトラマンは 本当に現れた ひとりで凝視 みんなで凝視 ウルトラマンと握手をしてもらおう! という待ちに待った時間になると 親は子どもを順番の前の方に並ばせようと 子どもをおいて走り出すほど 私は親ではないがソソソソ と前の方に行って 小さな孫息子が年長の男の子たちにはじき出されないように しっかり彼の背中を支えてみたりした お決まりの「シュワッチッ!」のポーズを決めた後 ウルトラマンは子供達の背丈に合わせてかがみ 一人一人に握手をしてくれた 颯太は小さい声で「ありがと」と言った やれやれ 彼の念願が叶った 先日も記事にしたが 3歳の颯太は今 ウルトラマンに夢中だ 姉妹三人として育ち 二人の娘を育ててきた私としては 「強くなりたい」という男の子に共通にあるという気持ちを 日々颯太で証明してもらうことになった そんなにもウルトラマンが好きなのだ 強い者と弱い者 善き者と悪しき者 世界はそんなにデジタルには出来ていないけれど 3歳になるまで彼はじっくり土や草木と付き合ってきた それがあるから今どれほどウルトラマンにご執心であろうと アナログの世界の基礎を持っているので さほど心配をしていない 1歳から宮崎駿のアニメ 2歳から恐竜 3歳からウルトラマン どれも彼なりに懲りに凝って キャラクターの名前や特徴 台詞などを事細かに憶えてきた これから何が彼に流行るのか また 強くなりたい気持ちをどう彼なりに収めていくのか なかなか見物(みもの)ではある それにしてもウルトラマン 恐竜のように特徴が際立っていない者が多いくせに 58種類もいて 颯太に名前を訊かれても 恐竜の時のように咄嗟に答えられないのが困る 「ウルトラマンの家系図の本が欲しい」と 幼なじみの留さんもため息をついていた 同感である 夜 おやすみを言いに教室へやってきた颯太 「さっき ウルトラマンにバイバイいったとき そうちゃん ちいちゃいこえしかだせなかった きこえなかったかな ウルトラマンに きこえたかな そうちゃんがバイバイっていったの ね きこえたとおもう?」
by skyalley
| 2009-11-28 19:21
| 孫息子・颯太言葉ノォト
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